日本では長い間、夫が外で仕事をして、妻は専業主婦として、家の中で掃除・洗濯・料理・子育てなど家事全般を受け持つといういう構図が主流でした。
1980年頃の統計では、共働きの家庭が600万に対し、専業主婦の家庭は1200万近くありました。
徐々に外で仕事をする妻が増えて、専業主婦の家庭が減り、2000年頃には逆転し、2014年には、共働き家庭が1200万近くとなり、専業主婦の家庭は700万弱となっています。
妻が外で仕事をするようになっても、ほとんどの家事は妻が担当していることが多いです。
昨今は働き方改革として、残業時間の削減などが提言されていますが、現実としては、企業で正社員として働く場合は、労働時間は長くなりがちです。
そのため、妻はパートタイマーとして比較的短時間の仕事を選んで、家事との両立を工夫しているケースも多くみられます。
共働きといっても、なかなか男女平等とはいきませんが、夫婦間で上手に役割分担をして、豊かで明るい家庭を築きたいと願いながら頑張っています。
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