神社参拝について、シリーズでご紹介しています。
手水舎でお清めをしたら、次はいよいよ参拝です。
神様にお参りする拝殿の前に進みます。
拝殿の前で一礼して、お賽銭箱にお賽銭をいれます。
投げ入れるのではなく、そっと丁寧に投入しましょう。お賽銭は小銭でもお札でも構いません。気持ちを込めて投入しましょう。
「5円」(ごえん)と読みが同じ「ご縁」を重ねて、ご縁がありますようにと願いを込めて5円玉をお賽銭にする日本人が多くいます。
拝殿の前に大きな鈴がぶら下がっていたら、紐を揺らして鈴を鳴らしましょう。鈴の音には魔除けの効果があるといわれています。
鈴がぶらさがっていない神社もあります。
次に二礼二拍手一拝です。
二礼は、2回深くおじぎをするという意味です。拝殿の正面で、神様に向かって深くおじぎをしましょう。深いおじぎは、姿勢を正して、腰を90度位曲げるのが目安です。
次に二拍手です。これは胸の前で両手を2回、パンパンと拍手します。このとき、二拍手の後、両手のひらを胸の前で合わせて、神様にお祈りをします。神様に日頃の感謝をお伝えするとともに、お願いごとがあれば神様の応援をお願いします。
最後に一拝します。一拝は、神様に向かって、1回深くおじぎをするという意味です。
日本にはたくさんの神社があり、鳥居の形や色、拝殿の装飾なども多くの種類があります。神社を訪問して、様々な日本建築を楽しんでいただくとともに、神社参拝のやり方も実践して、日本文化を感じてみてくださいね。
※二礼二拍手一拝は一般的な神社での参拝作法となりますが、神社によっては特別な参拝作法が案内されている場合もあります。
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