毎年5月5日は「こどもの日」です。日本国民の祝日のひとつとして定められています。
起源をたどると、1千年以上も前の風習にさかのぼることができますが、国民の祝日としては、70年ほど前に正式に制定されました。
子供たちの健やかな成長を願う、大切な日です。
こどもの日の風習
・こいのぼりをかざる …こいのぼりは、鯉をモチーフにした吹き流しです。これを家の庭先などに飾ります。現代では、観光用として河川や広場に多くのこいのぼりを泳がすことも各地で行われています。
・五月人形や兜、鎧をかざる …これらは、こどもを守りまた成長を見届けるシンボルとして考えられています。子供のいる多くの家庭でかざられます。
・柏もちを食べる …柏の葉でくるんだお持ちを食べます。柏は縁起のよい植物とされています。
上記以外にも、例えばちまきを食べる、しょうぶという植物の葉をお風呂に入れる等の習慣があり、また地方によっても独自の風習があります。
子供は天からさずかった宝ものとして昔から大切にされていたことをうかがうことができ、人々の生活とともにあり、これからも大切にしたい風習です。
コメント