家族を名前や愛称で呼ぶことが一般的な国が多いと思います。
日本では、祖父、祖母、父、母、兄、姉等、自分より年上の家族に対し、名前で呼んだり呼びかけることはあまり多くありません。
呼び方はいくつかありますし、また地域や家族、個々人によっても色々なバリエーションはありますが、一般的には、祖父のことを「おじいちゃん」、祖母のことを「おばあちゃん」、
父を「おとうさん」、母を「おかあさん」、兄を「おにいちゃん」、姉を「おねえちゃん」と呼ぶことが多いです。
ところで、”上の名前””下の名前”という言い方がありますが、これはいったいなんでしょうか?
”上の名前”というのは「姓」を表します。また”下の名前”は「名」を表す言い方です。
山田太郎さんであれば、上の名前は”山田”、下の名前は”太郎”となります。
日本では家族以外の人を姓で呼ぶことが多いです。特に呼ぶ対象者が男性の場合はその傾向が高いと言えます。
しかし、自分と同年代か年下で比較的親しい友人や知り合いについては、「名」つまり”下の名前で呼ぶ”ケースも多くあります。
もし知り合いの日本人から、”下の名前で呼んで”と言われたら、きっと彼あるいは彼女は、あなたにとても親しみを感じているのかもしれません。
コメント