皆さんの国では、日付はどのような順番で書きますか?
「日・月・年」でしょうか、それとも「月・日・年」の順番でしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、日本では日付は「年・月・日」の順番で書きます。
ここまでは良いとして、少しややこしいのが、日本では、西暦と和暦とが用いられていることです。
西暦は、キリスト誕生の年を元年として数える年代の数え方で、国際的に一般認識された年の数え方です。
一方の和暦は、日本固有の年代の数え方で、”明治”、”大正”、”昭和”、”平成”といったような「元号」とともに用いられ、これは15世紀にわたる歴史があります。
現代の日本では、西暦と和暦が併用されています。
ビジネスでは西暦を用いるケースが多いですが、一方で役所等の官公庁が発行する文書や官公庁に提出する書類は和暦で記載することが基本となります。
西暦と和暦の併用は、時に混乱の元となる場合もあります。
まず西暦と和暦の対応付けで苦労しますし、また特に西暦の上位2桁を省略して書いてしまったりすると、西暦なのか和暦なのか判別が難しい場合があったりもします。
和暦は、現代においては、天皇の皇位を継承する際に改められるルールになっています。
西暦2018年は、平成30年。つまり、現在の天皇陛下が即位して30年、ということになります。
西暦2019年5月1日には、新天皇への皇位継承が行われる予定であり、以降、平成から切り替わって、新たな元号が用いられることになります。
元号は2文字の漢字により構成されますが、さて、いったい次はどのような元号となるのか、誰もが今から興味深々です。
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